再生事業

      

メーカーズグループでは様々な自動車業界のリノベーション・コンバージョンを行い店舗のバリューアップを行っております

自動車業界のなかで、素晴らしい立地・取り組みをしているのにも係わらず実績が伴わない事例も数多く見られます。 私どもがその店舗をリノベーションやコンバージョンにを行い、店舗再生をする取り組みを行っております。

        
       

事例1

  
インテナント型店舗の再生ストーリー 〜テナントの強みを最大限に活用〜

イオンおおき店

Before
「ショッピングセンターの中に車検工場。買い物の間に車検が終わる」という新しいコンセプトで全国より注目を集めた同店舗。県外の事業者が福岡県三潴郡大木町にあるイオンショッピングセンター内に出店したのが2008年4月。オープンの際は弊社社長の白井も店舗視察も兼ねて駆けつけた経緯がある。ショッピングセンター内での自動車車検工場建設は消防法の兼ね合いもあり容易には出来ない。新規出店か大規模改装の際に消防法に準じた形で設計建設が必須となる。このケースは新規出店段階より計画をし、この点をクリアできた希なケースだった。 しかしながらその後、業績の低迷が続く。
鳴り物入りでのオープンだったが
 
特に当該エリアは所謂、地方ローカルエリアであり、車検などのメンテナンスは「昔から付き合いがある整備工場」などの地域特性が都市部よりも強いこと。更に車検顧客を獲得するには車両販売からのストーリー性が重要となるが、車両販売においてはあまり成果を上げられなかったことも低迷の要因となった。 2009年に店舗売却の案件が持ち込まれたが、弊社としても難しい案件であった。足元商圏人口が少ないことに加え、やはりインテナントタイプの出店であるが故、テナントフィーが高額であり、また様々な施策を打ちたくてもテナントルールとして出来ないことも多い。また再生ストーリー上、重要であった展示台数の増加がショッピングセンター駐車場のために確保できていない事も、問題視された。
閑散としていた車検工場
 
After
再生ストーリー 〜店舗再生〜
協議を重ね2009年11月より店舗経営権を買収。メーカーズが店舗運営に乗り出し再生プランを実施。九州運輸局指定工場のマッハ車検イオン大木店は継続し、車両販売部門はケイカフェイオンおおき店を新たに併設。懸念されていた展示スペース確保をイオンと折衝を重ねお客様駐車場エリアの賃貸借契約を実現。そのスペースに在庫展示台数100台に増床。筑後エリア最大級の軽未使用車専門店としてリニューアルを敢行した。
 
また店内のテナントスペースも維持し、展示車両を展開。最新の軽自動車が一同に買い物のついでに見られるという独自固有の強みがその後の業績向上の後押しとなる。またイオンの中に指定工場があるのは全国でこの店舗(当時)のみ。という強みを活かし、買い物している間に車検が終わるというチラシなどを来場顧客に手配り配布なども行う。
 
テナントとしての関係性を重視
メーカーズより川野が店長として唯一赴任したが、他スタッフは前運営会社よりの転籍組5名のみ。合計6名の船出となった。川野が一番に着手したのはイオン内の関係性。テナントとしての関係性を問題視し改善に着手。イオン従業員向けの優待プランや朝の清掃活動などを行いテナント内での信頼回復に努める。一方で商圏世帯に折込チラシを毎週配布し圧倒的集客を見込む戦略を実施。 移籍組のスタッフも当初は不安な表情だったが、序々に自信に満ち溢れた顔つきになるまで多くの時間は必要としなかった。
 
再生ストーリー 〜地域に受け入れられるのか?〜
様々な戦略を講じる中、2010年の初売りイベントを迎えることになった。自社としても初めての再生案件。失敗する訳にはいかない。果たして地域の方々に私たちは受け入れてもらうことは出来るのか?期待と不安が入り交じる中、初売りイベントが開催される2010年元旦を迎えた。
 
お店の開店と同時にイオン初売りもスタート。自社テナントに足も向けてくれるのか・・・。そんな不安は杞憂に過ぎなかった。たくさんのお客様がケイカフェイオンおおき店に来場頂き、一時はテナント内に収容できないほどの賑わいを見せる。併せてお客様向けの屋台イベントなどもたくさんのお客様にご利用をいただき。あっという間にSOLDOUT。終始、お客様が溢れる初売りとなった。
 
地域一番店として
初売りイベント後も一歩一歩業績を回復させ、一年で黒字化に成功。またその時点で川野は店長を前運営会社から転籍組である岡部副店長にバトンを渡す。岡部が後に語ったことだが「専門店街にいる私たちは月1回、専門店部会という会議があった。以前はそこに私が出席すると色々と出来ていないことなどを指摘されることが多く、いつも会議の日は気が重かった。メーカーズ運営後は川野店長にずっと出席してもらっていたのだが、あるとき川野店長が所用でどうしても専門店部会に出席できずに私に代理出席するように言われた。その時、昔の嫌な思い出が蘇り重たい気持ちで会議に挑んだ。しかし、出席したらなぜか誉められる。様々な取り組みや事例などをみんなが賞賛してくれて・・・。その時、この会社に来て良かった・・・心からそう思えた。私を信じて着いてきたスタッフのことを考えて不安ばかりだったがそんな様々な想いが駆け巡り、涙が零れた」そう後で語ってくれた。 全国的にもスーパー併設の展示販売・車検工場店舗ということで、その後も多くの同業他社が視察に訪れた。また地域の皆様にもご愛顧頂き、業績も右肩上がりに推移。ケイカフェの中核店舗まで成長を遂げた。
 


事例2

  
行列ができる店舗への再生ストーリー

ケイカフェくるめ店

Before

久留米南部エリアの好立地に位置する同店舗。 ケイカフェ同様に軽未使用車販売店舗として久留米エリアで営業をしていた運営会社が経営不振により店舗売却の相談を持ちかけられた。同店舗の南10kmにケイカフェイオンおおき店があり弊社がこの店舗を運営する場合の商圏バッティングを懸念した。しかし同店舗のスペックや商圏人口などを考慮検討した結果、この店舗にケイカフェイオンおおき店を統合するという結論に至り2013年2月よりケイカフェくるめ店としリニューアルオープンを実施。同年7月にイオンおおき店を同店舗と統合。福岡南部エリアの要の店舗として再生をスタートした。
引受時には在庫車両などはほとんど展示されておらず、顧客から見ても不安になったに違いないだろう。 また前運営会社が車検パックという次回車検付き役務で販売をしていたため、購入顧客の多くはどうなるのか?と多くの問い合わせが入っている状況であった。

展示車両も無くなり閑散とした展示場

買収時の店内1

買収時の店内2

After
再生ストーリー 〜店舗再生〜
自動車販売・整備会社は購入後のメンテナンスや保証、先に述べた役務などが存在するため、一般的な売り切りビジネスに比べ万が一の販売店倒産などの影響は大きい。今回のケースも同様に顧客の不安を一日も早く収束させる必要があった。
まずは顧客の不安を解消するために事業を弊社が継続し、お客様向けの役務も同時に引き継いだ旨の書面を送付し混乱の収拾に務めた。さらにニュースレター等を送付し今後、ケイカフェとして更にご利用しやすくお客様にとって便利な店舗になることを告知。 最新型の軽自動車在庫150台を展示場から溢れんばかりに詰め込み、看板も全てリニューアル。
 
活気のある店舗創りに注力
ハード面(店舗・看板・在庫)がいくら充実できたとしても大切なのはソフト面。特に人財と雰囲気創りにくるめ店は注力。case1同様に移籍スタッフ5名にプロパースタッフを加え、さらに同年7月よりイオンおおき店統合により店舗人員を大幅に増員。活気のかる店舗へと変貌を遂げた。
 
またケイカフェは「家族みんなで来て下さい」というキャッチフレーズにてお子様連れ・女性一人でも来店しやすいというコンセプトに沿い、カフェも新設。またKIDSコーナーの見直しや、サニタリー周辺整備などでお店のリノベーションを敢行。ハード・ソフト両面に着手し再生ストーリーを歩み出す。
 
再生ストーリー 〜エリア旗艦店として〜
2013年3月以降は積極的な販促戦略が功を奏し、大量集客に成功。土日などは未タッチ(営業マンとお客様の比率が合わずに接客ができない状態)問題が生じるほどの店舗に変貌した。ケイカフェが得意とするお客様参加型イベントも定期的に開催し、新規のお客様は基より、旧運営会社の離れつつあった顧客へのアプローチにも成功した。
 
くるめ店も1年目より単店黒字化に成功。車検も前運営会社からのお客様に加え、ケイカフェイオンおおき店のお客様、更に新規のお客様を取り込み収益に寄与。マッハ45分車検久留米店として益々今後の伸びに期待できるだろう。久留米エリアのケイカフェの旗艦店としての位置づけは1年で定着した。
さらには2014年には店舗リニューアルを実施し、よりカフェスペース(会員専用)の充実を図る。併せてバックヤードもリニューアルを施し、社員食堂やケイカフェ全店のコールセンターなども新設。地域雇用促進という側面でも改革を断行。
 
今後も単なる販売店の位置づけに終わらず、地域密着型の店舗として様々な取り組みを行い選ばれる店舗にしていくことがこの店舗の役割だと考える。